桜ルート

自分らしいルートを知ろう、見つけよう。

「環境のせいで海外に行けないことはない。まずは挑戦」鈴木希授さんの学生で海外に挑戦するルート

これまで海外ルートを多く取り上げてきましたが、

学生のうちでこれほどの海外経験されている方は珍しい!

でも決して真似できないルートではありません。鈴木さんが大切にしている事を知ると、実現へのヒントが得られるはずです。

【鈴木希授(すすき まれじゅ)さん (写真真ん中)】中高でヨーロッパ、東南アジア、アフリカに行き、ボランティア活動を学んだアクティブで行動力ありまくりの学生。今後は国際系の大学に進学。将来的に同世代を引っ張っていく存在になる方でしょう。

海外に行くと感じる日本のユニークさ

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Kyosuke
本日は高校生ながら団体のプログラムを利用して海外に行き、そして国際系の大学に進学するまでに至った鈴木さんにお話しを伺います!

鈴木さん、どうぞよろしくお願いいたします!
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鈴木さん
よろしくお願いいたします!
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Kyosuke
鈴木さんは高校生ながら自発的に動いて海外に挑戦しまくっておりますが、それ以前に海外に行かれたことはありますか?
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鈴木さん
私は中高一貫校に通っていたんですが、初めて行った海外はドイツです。

中2の時に中学生派遣プログラムというのを利用して、一週間程ホームステイしました!
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Kyosuke
アジアではなく、いきなりドイツ!

初めての海外、衝撃を受けたことはありました?
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鈴木さん
もちろん初めての海外でしたので何もかも新しい経験でした。

でも日本に帰ってきて驚くこともありました(笑)
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Kyosuke
え?日本?
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鈴木さん
はい(笑)

例えばドイツでは電車の中で飲食が当たり前にOKなのに、日本ではそうではないし電車の中は静かなので、逆に自分がいた環境にビックリしましたね(笑)
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Kyosuke
たしかに一度海外に出ると、日本の異様さを感じるかもしれません(笑)
でもそれを含めて、学びですよね!

そこから鈴木さんの中で海外の火がついたということですか?
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鈴木さん
ドイツでの経験もそうですが、実は中3の時にとあるボランティア団体に入ることになったんです!
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Kyosuke
中3でボランティア団体…
(なんて意識が高いんだ…笑)

どんなキッカケがあれば中学生で団体に参加できるんです?(笑)
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鈴木さん
学校の先輩が設立者ということもあり、見学に行きお話しをたくさん聞きことができたんです。

そこで“国際協力”という分野に興味を持ち、海外をもっと知りたい!となりましたね。
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Kyosuke
ほ~!なるほど~!

その先輩の行動力も尊敬ですし、鈴木さんが持つ引き寄せの力にもビックリです…

物資支援と教育支援の葛藤

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Kyosuke
その団体に入ってから実際に国際協力に関わることはありましたか?
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鈴木さん
はい!まずは団体というよりも高校に進学してから、自分で応募して得た経験なんですが…

高1の夏休みに国語の課題で、必ず何かに応募するというものがありました。

もちろん国内のエッセイコンテストなどに応募する生徒もいるなかで、私は国際協力のJICAのエッセイコンテストに応募してみたんです!
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Kyosuke
JICAのエッセイコンテスト?

それはどういった内容なんです?
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鈴木さん
毎年テーマは変わりますが、自分と世界のつながりを意識した上で自分がどう感じるか?どう行動を起こしていきたいかを自分の言葉で具体的に表現することが求められます。
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Kyosuke
自分と向き合うことが大事なようですね…

応募されてみて、ご自身の国際協力に対する考え方もよりクリアになったのでは?
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鈴木さん
そうですね。考え方がよりクリアになりましたし、そのエッセイで受賞することもできました。

副賞としてJICA企画のベトナム研修にも参加することができたんです!
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Kyosuke
それが鈴木さんが高校生ながら海外に挑戦できた一つ目のルートなんですね!

国語の課題から、海外への切符を手に入れるなんてユニークすぎます(笑)

初ベトナムはいかがでしたか?
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鈴木さん
1週間滞在しましたが、ベトナムは都会の側面も見れて発展しているなと率直に思いました。

JICAのプログラムなので、JICAの支援先を見学したり資料をもらって国際協力の研修を受ける。という形でしたね。
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Kyosuke
実際の国際協力の現場を見て新たな発見はありましたか?
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鈴木さん
物資支援よりも教育で支援した方が良いみたいな話を聞くんですが、私自身それに関して疑問を感じていました。
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Kyosuke
疑問ですか?

断続的な物資支援よりも、自分自身でお金を稼いだり、生きる知恵を身につけることができる教育支援の方が魅力がありそうな印象がありますが…?
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鈴木さん
フィリピン留学していた友達が体験した話なんですが…

明日生きる為のお金や物資が必要という人達に出会ったそうなんです。

そういう方達にとっては今日明日生き抜くのが優先で、一年後や何十年後の未来の為に教育が必要だとその時に思う人は案外少なかったりするかもしれません。
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Kyosuke
なるほど…

どちらの支援が正しいというよりかはニーズに合わせて変えていくのが良いかもしれませんね。
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鈴木さん
もちろんその二つを両立するのがベストなんでしょうけど、それを達成する為に具体的に良い方法はないのかな?と思いました。

そのヒントを得たくてJICAの方達にもお伺いしたんですが、「JICAは物資、金銭的な支援よりも、教育支援を行っている。」とだけお答えいただいたので、自分自身でも考えていく必要があるなと思いました。

ベトナムから帰国して一日でアフリカへ!

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Kyosuke
ベトナムの後はどこか他の国に行かれました?
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鈴木さん
次はアフリカに行きました!

しかもベトナムから帰国して1日後に旅立ちました!(笑)
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Kyosuke
え?アフリカ???(笑)

しかもスケジュールがタイトすぎ(笑)
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鈴木さん
はい(笑)

トビタテ!留学JAPANに応募して、アフリカに行くことができたんです(笑)
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Kyosuke
なるほど!

トビタテ!を利用すればお金をかけずに海外で学びまくれますもんね…

倍率高い中で選ばれる鈴木さんもすごいです(笑)
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鈴木さん
トビタテ!の中でもコースによります。

ロングっていう1年くらい海外に行けるコース倍率が13~15倍とかあると思います…(笑)

低いと3倍っていう年もあるので様々ですね。
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Kyosuke
金銭的なメリットは大きく感じますけど、その他に鈴木さんがトビタテ!に関して魅力を感じれるポイントはありますか?
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鈴木さん
トビタテは決められたプログラムではなくて自分でプランを立て実行できます!

本当に海外でやりたい事がある方にはオススメです!
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Kyosuke
完全に決められてプログラムでなくて、高校生自ら自分のプランを考えることができる。

確かに魅力ですね!

鈴木さんはなぜアフリカのどこの国を選んだんですか?
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鈴木さん
少数民族の暮らしが気になったこともあり、タンザニアとウガンダを選びました。

中でもマサイ族の学校に行くことができました!
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Kyosuke
行動力のかたまりですね(笑)

不安はなかったんですか?
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鈴木さん
不安かぁ…

飛行機の乗り換えが一番不安だったかもしれないです(笑)

それを乗り越えれば大丈夫でした(笑)
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Kyosuke
確かに飛行機の乗り越えは不安ですけれどね…(笑)
(海外どこでも生きていけそうな人だ…笑)

飛行機はちなみに何時間かかったんです?
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鈴木さん
日本からだと、24時間くらいですかね(笑)

乗り換えはタイとエチオピアなんですが、「エチオピアでは絶対に寝るな。」と事前に言われていました(笑)

実際、何事もありませんでしたけど緊張はしましたね(笑)
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Kyosuke
事前に情報を集めておくのは大事ですね…

マサイ族の暮らしを見てなにか気づきはありましたか?
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鈴木さん
マサイの村では伝統と教育が難しいと思いましたね…

マサイ族は牛が大事で、男の人は牛の数でパワーが決まるらしいです(笑)
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Kyosuke
牛?笑

それまた面白いですね(笑)

でもそれと教育がどう関係があるんです?
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鈴木さん
ある男の子は10歳で学校を辞めて牛の世話をしたほうが将来の為になると、その子の親がおっしゃっていました。驚きですよね…

そこで伝統と教育どちらを優先、もしくは両立していくのかは私としても考えていきたいなと思います。
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Kyosuke
物資支援と教育支援のお話しもありましたが、そもそも教育に対する価値観が国によって異なるのかぁ…
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鈴木さん
そうですね。

JICAの方に言われて一つ納得したことは、要請主義といって国からの要請を受けてから支援に乗り出す形は相手のニーズにあった動きができて良いと思います。

それらを参考に具体的で理想のボランティア像は模索中しているところです。

自分が素直になれる環境を

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Kyosuke
鈴木さんはこれほど海外に行っていたら、英語もかなり堪能になったんではないですか?
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鈴木さん
英検は1級を持っていますし、高校の英語でも基本的に先生が英語を話して教えていますので、英語が分からないと授業についていけない環境でしたね…
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Kyosuke
英検1級…苦笑
(とんでもなかった…笑)

鈴木さんは現在高校3年生ですが、今後の進路は?
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鈴木さん
秋田県にある国際系の大学に進学します!

先生の半分以上が外国人ということもあり、全部英語で授業を受けれるんです。
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Kyosuke
すごい…!

海外の大学みたいですけど、日本に位置しているので安心感もありますね!
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鈴木さん
ヨーロッパ系やアフリカ、エジプトからいらっしゃる生徒も多いみたいです!

公立の大学ですので、学費も抑えれますしメリットはたくさんあります。
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Kyosuke
秋田にそんな魅力的な大学が…

大学後の将来はなにかお考えですか?
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鈴木さん
まだ考えている所ではありますが、世界と繋がれるような仕事につきたいと思っています。ボランティア活動等も積極的に行っていきたいとも思っていますね。
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Kyosuke
なるほど。鈴木さんらしくて素敵です。

海外での経験を日本でも活かせそうですね!
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鈴木さん
アフリカだと富裕層と貧困層がハッキリと分かれていると知りましたけど、日本でも格差はその差は狭くても存在しています。

中学卒業するとその格差はより鮮明に見えてくると思います。私立の高校や大学は教育費が高いですし。

大学まで貧困家庭には援助をするというのも一つだと思うし、逆に貧困層に支援をしすぎると中間層にしわ寄せがきたりすると思うので難しいところですよね。

そういった国内の問題も考えていきたいと思います。
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Kyosuke
海外と日本を比較できるからこそ見えてくる問題でもありますよね。

同世代の若者にも海外へ行くことをオススメしますか?
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鈴木さん
もちろん!

海外に行きたいけど行っていない中高生は、「環境のせいで行けない」って言いがちですが、私も旅行ではまだ海外には行ったことがないですし、お金をめっちゃかけた訳でもないです。

色々応募したりチャレンジしたから海外にも行けたんだよって事は伝えたいですね。
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Kyosuke
たしかに!

金銭等で不安があってもルートはありますよね!
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鈴木さん
あと大事なのは環境ですね。

私の場合は、ボランティア団体の子達と会話の中で「こういうことしたいんだよね」っていえる環境があります。

自分のやりたい事を知る上でも、素直になれる環境が必要だと思います。

そういう環境を作りたいと思わない人は結局現状維持で終わって、次に行動できないですね。
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Kyosuke
同世代の鈴木さんから放つメッセージは特に影響力があると感じます。

ありがとうございました!