
本日は、当サイト・桜ルート運営者の窪 匡将(くぼ きょうすけ)が、ご紹介します!
日本の大学もそうですが、フィリピンの大学に進学する際も必ず、入学に必要な書類を作成し大学に提出する必要があります。
これが大変めんどくさい!(笑)
僕自身もフィリピンの大学に進学する際は、この書類集めが一番苦労したかもしれません…(笑)
当時は、「フィリピン 大学 入学書類」とネットで検索しても何もでてきません…(笑)日本人でフィリピンの大学に進学する前例がまだまだ少ないからです…
ですが!
最終的には弁護士さんや大使館に聞き回り、確実な情報をGETし、フィリピンの大学に進学することができました!
本日はその情報を全公開します!
フィリピンの大学に入学する上で必要な提出書類について作成手順など詳しくご説明しますね!
まずはフィリピンの大学進学ルートを知りたい方はこちらからどうぞ!
学費年間約15万円の高コスパ。英語さえできれば進学できるフィリピンの大学

- フィリピンの私立大学進学の概要
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- 対象者: 高卒以上
- 期間: 3年~4年
- 学費(年間): 約15万円
- 総コスト: 約193万円~約354万円
※レート等によって変動あり
用意すべき書類は、全部で7つ!

僕が進学を目指していた時はネットに情報が何もなく、めちゃくちゃ苦労しました…(笑)
だからこそ僕が必死になって集めた書類情報を全て公開します!(弁護士さんや大使館にも問い合わせて集めた情報で、実際にフィリピンの大学に進学することができたので信憑性もあります!)
では始めていきましょう!
まず基本的に、日本人がフィリピンの大学に入学する上で必要になるのがこの7つの書類です!
- Authenticated Transcript of Records
(高校の成績証明書 & 卒業証明書) - NICA(National Intelligence Coordinating Agent) Clearance
(犯罪経歴証明書) - Quarantine Certificate
(検疫証明書) - NOA(Notice of Acceptance)
(入学許可書) - Notarized affidavit of support(back statements, grants for institutional scholar’s expenses)
(費用負担宣誓供述書 & 銀行明細書) - Copy of Birth Certificate(NSO / PSA)
(出生証明書のコピー) - Certificate of Good Moral Character
(高校の内申書)

書類を一つ一つ説明する前に押さえておきたいのが、「日本とフィリピン、どちらの国でそれぞれの書類が作成できるのか?」ということです!
これらの7つの書類は、日本で用意できる書類と、フィリピンで用意できる書類の2つのカテゴリーに分けることができます!
![]() 日本で用意する書類 | ![]() フィリピンで用意する書類 |
①Authenticated Transcript of Records (高校の成績証明書 & 卒業証明書) | ③Quarantine Certificate (検疫証明書) |
②NICA(National Intelligence Coordinating Agent) Clearance (犯罪経歴証明書) | ④NOA(Notice of Acceptance) (入学許可書) |
⑤Notarized affidavit of support(back statements, grants for institutional scholar’s expenses) (費用負担宣誓供述書 & 銀行明細書) | |
⑥Copy of Birth Certificate(NSO / PSA) (出生証明書のコピー) | |
⑦Certificate of Good Moral Character (高校の内申書) |
卒業した高校に協力してもらう必要がある書類!

まずは皆さんもご存知のこの2つの書類から!
①Authenticated Transcript of Records(高校の成績証明書 & 卒業証明書)
日本の高校卒業時に皆さんが受け取る、成績証明書と卒業証明書のことです!
⑦Certificate of Good Moral Character(高校の内申書)
これも皆さんお馴染みの書類ですね!海外でも日本の高校の内申書が必要!という大学が多いです。

もちろんこの書類は日本語で記載されてますよね…(笑)
ってことは、英語に翻訳する必要があるのです!!泣

英語に翻訳して再発行してくれるのが、それらの書類を発行してくれた高校なのです!

他の高校でもその高校の卒業生であれば、英語に翻訳してくれるはずです!
高校側の立場に立ってみると、「不慣れな英語の翻訳は作業がかかる…」と嫌になる気持ちも分かります。(僕も高校側に結構渋られました…笑)
ですが、海外の大学に行くには避けては通れない道!
真摯に高校側にお願いし、協力をして頂きましょう。
※高校側も忙しいと想定して、前もってお願いしておきましょうね!僕の場合は、翻訳して頂くのに数週間かかりました!
Authenticated Transcript of Records
(高校の成績証明書 & 卒業証明書)- NICA(National Intelligence Coordinating Agent) Clearance
(犯罪経歴証明書) - Quarantine Certificate
(検疫証明書) - NOA(Notice of Acceptance)
(入学許可書) - Notarized affidavit of support(back statements, grants for institutional scholar’s expenses)
(費用負担宣誓供述書 & 銀行明細書) - Copy of Birth Certificate(NSO / PSA)
(出生証明書のコピー) Certificate of Good Moral Character
(高校の内申書)

警察、役所、銀行で書類をゲットしよう!

作成料は無料なのですが、受け取るまでに時間がかかるので早めに申請しておきたい書類です!
②NICA(National Intelligence Coordinating Agent) Clearance(犯罪経歴証明書)
一般的には無犯罪証明書、警察証明書と呼ばれていて、要は、「日本国内で犯罪を起こしたことがないよ!」と証明する書類です!(この記事を読んでくれている方々は心配いらないでしょう!笑)


続いてご紹介するのは、同じく日本の公共機関で発行して頂くこちらの書類!
⑥Copy of Birth Certificate(NSO / PSA)(出生証明書のコピー)
日本語では出生証明書と翻訳されますが、具体的には皆さん一度は取得したことがあるであろう、戸籍謄本のことです!出生に関する情報が関する記載があるのが、戸籍謄本だからですよ~!

対応されていない場合は、自分で翻訳する必要があります!
形式は色々あるのですが、基本的に戸籍謄本に載っている情報を全て翻訳すればどの形式でも大丈夫かと思います。
ですがネットで調べて見やすい形式を参考にするのが効率的で安全です!
僕は下記のサイトを参考にしました!
テンプレート通りに記載していけば問題ありません!英語で大変ではありますが、辞書を使いながら記載していけば自力で翻訳することも十分可能です!

ですが、この書類は必要な方だけが準備するものです!
⑤Notarized affidavit of support(back statements, grants for institutional scholar’s expenses)(費用負担宣誓供述書 & 銀行明細書)
もし授業料の支払いを学生本人ではなくご両親等の他の方に支払って頂く場合は、基本的にこの2つの書類が必要です。
※大学によっては学生ご自身で支払う場合でも、銀行明細書の提出を求められる場合があります。

各銀行が、英文での銀行明細書を発行してくれます!
ネットで調べ、申請しましょうね!(銀行窓口での相談でもOK!)

ですがそれほど難しくはありません!
「〇名前〇が大学在学中に発生する費用を負担します。」という旨を記載すれば問題ありませんので、短い文章でも構いません!
下記のサイト、”費用負担者の同意書例”をご参考ください!(下記サイトはアメリカ留学用ですが、同じ英語を使用するフィリピンの大学でも当てはまる情報です!)
Authenticated Transcript of Records
(高校の成績証明書 & 卒業証明書)NICA(National Intelligence Coordinating Agent) Clearance
(犯罪経歴証明書)- Quarantine Certificate
(検疫証明書) - NOA(Notice of Acceptance)
(入学許可書) Notarized affidavit of support(back statements, grants for institutional scholar’s expenses)
(費用負担宣誓供述書 & 銀行明細書)Copy of Birth Certificate(NSO / PSA)
(出生証明書のコピー)Certificate of Good Moral Character
(高校の内申書)

フィリピンでゲットする書類!

④NOA(Notice of Acceptance)(入学許可書)
入試を受け、入学が決まった段階で大学側が発行する書類です。もちろんすでに英文に英訳されているので心配は要りません。

心配は要らないかもしれませんが、日本で書類を揃える際に、「フィリピンの大学に入学する証明書を提出してください。」と役所や警察署側から求められる可能性も否定はできません。(僕は何も聞かれませんでしたが…)
そういった事態に備えて、事前に入手しておくと安心できるかもしれませんね!
大学側には、「日本で書類を揃える為に早めに欲しい。」と伝えれば、メールで送って頂く事も可能だと思います!

こちらもフィリピンで入手する書類です!
③Quarantine Certificate(検疫証明書)
難しい名前ですが、健康診断書のことです!日本で検査をして英文に訳す方法もありますが、一番簡単なのがフィリピンの病院で診察を受けて入手する方法です!

そういったトラブルを避ける意味でも、フィリピンの病院で診察を受けるのが一番確実!
ただし!検疫証明書の期限は3ヵ月です!
それを超えてしまうとまた検査を受けなければならなくなるので、必ず提出日から逆算して取得しましょう!
パスポートやビザは?

大学在学中に期限が切れてしまう場合フィリピンでの更新も可能ですが、事前に日本のパスポートセンターで「在学中に切れてしまうので、更新しておきたい。」と説明すれば、更新してくれますよ!

これに関しては、大学側が申請してくれますので個人では大学に料金の支払いとパスポート等の必要書類の提出のみでOKです!
大学入学前にフィリピンに入国する際は観光ビザで入国し、大学在学中に大学側に観光ビザから学生ビザに切り替えて頂く。という形です!
フィリピンの大学入学書類を手に入れるルート
大学に問い合わせ、直接またはメールで受取りましょう。
日本で書類を揃える上で、大学に進学する証明として使用する場合もあるかもしれませんので、事前に受け取っておくと安心!
高校の成績証明書 & 卒業証明書と内申書を英語で発行してもらいましょう!
英語で発行してもらえますよ~!
戸籍謄本のことです!役所によって英語で発行してもらえる場所もあります!自力で英文に翻訳しないといけない場合は、本記事情報を参考にしてください。
銀行の窓口(又はネット窓口)で英文の明細書を発行してもらいましょう!
費用負担宣誓供述書はご自身で作成する必要があります!※学生本人以外が授業料等の費用を負担する場合のみ
パスポートの期限が最低でも半年以上をあることを確認しましょう。期限が足りなければ、事前に更新が必要です!
フィリピンに入国する際は観光ビザで大丈夫です!
健康診断書のことです!大学側に検査項目の確認と病院を紹介してもらい、病院で健康診断を受けます!英文で発行してもらいましょうね!
健康診断書の有効期限は3ヵ月ですので、提出日から逆算してゲットしましょう!
これで全ての書類が揃いました!お疲れ様でした!
大学側に全て提出し、学生ビザを申請して頂きましょう!ビザが発行されるまでの間は観光ビザの状態で待機です!
あとは大学生活を充実させることに専念です!